体育祭を終えて
校長 佐藤晴実
雨のため延期された体育祭が、予備日も実施できず、6月5日(木)にどうにか実施・スタートしたものの降り出した雨で順延になりました。6日(金)は、前日の続きを校庭整備後の11時から実施し、無事に全競技・演技・応援を終了することができました。平日開催にも関わらず100名近いお客様をお迎えでき、大きな怪我もなく横川中生の爽やかさ、力強さを大いに発揮した素晴らしい体育祭となりました。保護者の皆様、地域の皆様、取り分け運営にご協力いただいたPTAの皆様には深く感謝申し上げます。また、雨天のために大変にご心配やご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。この反省を十分に生かし、来年度につなげたいと思います。
ところで体育祭の目的は何でしょうか。第一の目的は、年に一度の体育祭を通して、生徒一人ひとりの心身の成長を確認し、課題を受け止め、新たな成長の糧とすることだと思います。従って、比較すべきは昨年の自分であり、友達と競い合うのは、力を精一杯発揮するための環境に過ぎません。しかし、これだけの目的ならば学年種目や応援などは意味が不鮮明になります。実は、次の目的として、体育祭の準備、練習や実施を通して、友情を育み、協力して成し遂げた喜びを味わい、辛さに耐える強い気持ちや、困難に挑戦する勇気を育てるなど、人格の完成になくてはならない重要な資質の育成があるからです。この観点から、今年の体育祭を見ますと、天候不順や少ない練習期間・時間にも関わらず気持ちを集中して練習や準備を重ねたことで、体育祭全体がスムーズに進行しました。特に“小・中・大むかで”では、横川中学校の伝統でもある3年生のリーダーシップが遺憾なく発揮され迫力のある“むかで”を各学年で見ることができ圧巻でした。また学年種目の1年生:横川くだり、2年生:大縄跳び、3年生:追っかけ綱引きにおいては各クラスとも協力して練習に取り組んだことで、どれもレベルの高い競技になりました。
応援については、応援合戦というパフォーマンスも素晴らしいできでしたが、各色とも、応援を通して団員の気持ちを一つにし、自分達の理想とする体育祭をつくるという意気込みが随所に感じ取れました。横川中学校という比較的小さな学校で、整然と、しかもこれだけの盛り上がりと熱気を創りだしているのは応援団長を始めとする、応援団の大きな力だと思っています。今後は、横川中生の意地とプライドを支柱に、これからの生活にこの体育祭の経験を生かし、更に逞しく成長していくことを願っています。