第1表
19八散田小発第63号
平成
20年 3月10日
八王子市教育委員会 殿
学 校 名 八王子市立散田小学校
校 長 名 森 下 計 二 印
平成20年度教育課程について(届)
このことについて、八王子市立学校の管理運営に関する規則に基づき下記のとおりお届けします。
記
1 教 育 目 標
(1)
学校の教育目標
散田小学校は、法の定める精神にのっとり、人間尊重の精神を基調とした教育を推進する。そのため、心身ともに健康で、知性と感性に富み、思いやりがあり、人間性豊かで、郷土を愛する心をそなえた児童の育成を目指し、児童の実態を基に、教職員・保護者の願いをこめて、次の教育目標を設定する。
○思いやりのある子
○学びあう子 ◎重点目標 「学びあい進んで活動する子」
○たくましい子
(2)
学校の教育目標を達成するための基本方針
@思いやりのある子の育成をするために、人間的結びつきを深める活動を推進する。
ア 児童一人一人の人格を大切にし、教師と児童、児童相互の信頼関係を築き、「心の交流」を深め、学校教育目標を学年、学級、個人の目標に具現化した学年、学級経営を進める。
イ 人権尊重教育を推進し、心の教育を充実させ、豊かな人間性をはぐくむために、特色ある教育活動や総合的な学習の時間では、異学年や障害者、高齢者など様々な人とかかわり交流する機会を確保し、人の痛みや努力を知り他者を思いやる児童の育成を図る。教育相談・特別支援教育の充実を図り、発達障害の児童とも相互に理解を深め合い、共に生きる力を育てる。
A学び合う子を育成するために、生涯にわたる学習の基礎となる学力の定着を図る。
ア ティーム・ティーチングや、少人数指導を効果的に実施することにより、個に応じた指導の工夫に努め、基礎的・基本的な学力の定着を図り、児童の個性と能力を伸長する教育を推進する。
イ 各教科の指導内容の重点化を図り、繰り返し学習や暗唱を取り入れて児童に学ぶ楽しさや成就感をもたせ、児童が自ら課題をもち、自ら学び、課題を解決する自己教育力の育成に努める。
Bたくましい子を育成するために、健全な心身の育成を図る。
ア 運動に親しむ資質や能力を育てるとともに、健康の保持推進と体力の向上を図り、明るく楽しい生活を営む態度を育てる。
イ 心と体の健康づくりを目指し、家庭との連携による基本的な生活習慣の確立と組織的な生活指導の充実を図り、健康な生活を営む児童を育成する。
C保護者、地域との密接な連携を通し、共に児童を育成する。
ア 教育活動のよりよい充実を目指し、家庭や地域社会、学校評議員等に、学校運営、教育活動など
についての説明、意見聴取などを行い、保護者・地域の協力支援と外部評価を踏まえた体制づくりを進める。常に計画−実践−評価−改善することに努め、教育課程を確実に実施する。
イ 学校・地域・家庭が連携して児童を取り巻く教育環境の安全整備に努め、健全育成を図り、不登校やいじめを抑制するなど社会性の基礎を培う。
ウ 地域の自然、文化、施設、教育支援人材バンク等を有効的に利用した体験的な学習を通し、自然、文化、環境、食育などについて理解させるとともに、人とのかかわりを深め協力する態度を培う。
エ 保育・幼稚園との連絡会や、中学校二校との小中連携の学校交流会を設けるなど保・幼・小・中連携を密にして、将来にわたる生き方を主体的に考え、自己実現を目指す児童の育成を図る。
第2表 学校名 八王子市立散田小学校
2 指 導 の 重 点
(1) 各教科、道徳、特別活動等
ア 各教科
・学力定着を図る公的な調査結果や児童の学力低下の実態から作成した授業改善推進プランを活用し、学習指導要領の趣旨を生かした基礎的・基本的な内容の定着を図る。
・生活科・理科におけるティーム・ティーチング指導(1〜4年)や、習熟度別学習を取り入れた算数科少人数指導(2〜6年)など、個々の実態に応じた指導の工夫、改善に努め、児童一人一人を大切にする教育の充実とともに、学力の向上を図る。
・「心豊かな児童を育てる」ことを主題にして、国語科で音読・群読や暗唱を取り入れた表現力や読解力の向上と、感性豊かな子の育成を目指した校内研究を推進する。児童が互いの読みを聞き合い、自己の伸長を把握しながら相互評価するなどの授業を通して、児童相互や児童と教師との信頼関係を深め、より良い人間関係を築き「学びあい進んで活動する子」の育成を目指す。
・地域の素材の教材化を図り、万葉公園などの地域の自然、図書館などの文化施設、老人会や保護者ボランティアなどの人材を学校教育に生かし、体験的な学習や課題解決的学習の充実を図る。
イ 道徳
・心のノートの活用などにより道徳の時間の指導を充実し、道徳的実践力を育成する。
・道徳教材・教具の工夫と有効的な活用や、オアシス運動など道徳的な実践の日常化を図ることを通して、自他の生命を大切にし、他を思いやる心の育成とともに規範意識の高揚を図る。
・「東京都教育の日」を機に道徳授業地区公開講座を実施し、保護者や地域住民からアンケートや意識調査を取りながら道徳心や子育てについての意見交換会を行うことを通して、学校・家庭・地域が連携を深め、児童の豊かな心の育成を目指した道徳教育の充実を図る。
ウ 特別活動
・クラブ活動、学校行事において、秋祭り・給食交流会・たてわり遊びなど異学年と交流し連携を深める活動を通し、他と協力する心情や自己を生かす能力を培い、自主性や社会性を育成する。
・学級活動、児童会活動では、児童会選挙や集会活動を通し、児童が活動の目標や見通しをもち、意欲的に実践できるように児童一人一人の個性や能力を引き出し、自治的能力を育てる。
エ 総合的な学習の時間
・福祉活動や英語活動、地域探検活動などの体験的な学習や問題解決的な学習を中心に、課題づくりや見通しをもった学習計画づくり、学習活動の時間を十分に確保し、自ら考え、自ら学ぶことを通して、自分で判断し、課題を解決していく力を育てる。
・主題を「人と自然」とし、地域の自然や文化、人材等の効用的な活用を図り、児童と地域とのふれ合いを深めながら豊かな人間性や社会性を育てる。
(2) 特色ある教育活動
・地域のお年寄りを招待し、交流給食会を行い、相互の交流を深め心の教育を行う。
・都立八王子盲学校との交流を行い、互いのよさを理解させ障害児理解教育を進める。
・校庭の「自然観察園」を利用した野鳥や植物の観察活動、落ち葉を活用した草花や野菜作りなど自然と親しむ活動を推進し、生命を尊重する態度を育てる。
・落ち葉拾い集会・草取り集会等勤労体験的な活動やボランティア活動を推進し、奉仕の大切さを理解することを通して社会に貢献する実践的態度を育て、勤労意欲を高める。
・始業前、読書、読み聞かせ、音読、計算や漢字学習などの時間(散田小タイム)を設け、読書を通して感性豊かな児童を育てるとともに、算数・国語における基礎・基本の徹底と定着化を図る。
・教育支援人材バンク等地域の教育力を取り入れた授業を実践し、地域の方々との交流を深め、豊かな人間関係や思いやりの心を育てるとともに、地域への理解を深め郷土を愛する心をはぐくむ。
(3) 生活指導・進路指導
ア 生活指導
・教職員の相互理解を深める時間(毎日の終会時)を設定し、全教職員が一体となった指導を進め、基本的生活習慣・態度や規律・規範の育成を図り、自他を大切にする心を培う。
・児童理解を基盤にした年3回の生活指導連絡協議会や、トライ&チャレンジふれあい月間を中心に、年間を通していじめなどの根絶をめざし、児童の内面に迫る支援・指導を適切に行う。
・心身についての関心を高め、安全教室やセーフティ教室を設け、健康・安全指導の徹底を図る。
・教育相談体制を充実させ、必要に応じ関係諸機関と連携を図り、個票システムを活用した不登校対策など教育的支援が必要な児童に対する指導を推進し、児童の健全な成長、発達を促す。
イ 進路指導
・全教育活動で児童の能力や適性を認め励まし、将来に向けて自己実現できる素地を培う。
・落ち葉拾いの地域清掃や奉仕活動などを通して、望ましい勤労観を養う。
・異学年交流や中学校での授業参観や交流会で連携を密にし、進級・進学への心構えをもたせる。