アンネバラ

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   本校には、「アンネの日記」で有名なアンネ・フランクゆかりの「アンネのバラ」が、校舎脇の生徒通路横花壇に
  植えられています。 このバラは、平成18年4月、当校に赴任された国語科の池田先生が、前任校の杉並区高井
  戸中学校から株分けをして、いただいたものです。 五月ころになると可憐で清楚な花を咲かせます。

  アンネ・フランクは、皆さんご存知のように、1929年、裕福なユダヤ人としてドイツに生まれ、第二次世界大戦中の
  ナチス・ドイツの迫害により、家族と親戚でオランダに逃れ、隠れ家生活を送りました。
  その時綴った日記が「アンネの日記」です。

  その後、隠れ家は発見され、家族は各地の収容所に移されている最中に離ればなれとなってしまいます。
  そして、1945年、姉とともに移された強制収容所の中で、チフスに侵され、16才で、その短い生涯を閉じることと
  なります。
 
  では、「アンネのバラ」が、なぜ日本の各地で平和と勇気を与えてくれているのでしょうか。
  それは、一人の先生の思いからでした。児童文学者で高井戸中学校の国語の先生であった、小林桂三郎先生が、
  授業の一環で、生徒の書いた「アンネの日記」の感想文をまとめました。

  その時、生徒から「アンネのバラ」を平和のシンボルに植えたいという提案があり、その当時の先生たちのご尽力に
  より、1976年、収容所から生き残った、アンネの父オットー氏より、三本の苗が、高井戸中学校に贈られました。

  そのことがきっかけで多くの学校、植物園などで栽培されています。このバラは、ベルギー人のバラの育成家が、
  アンネの隠れ家の庭にあった野バラの種子を持ち帰り、交配を重ね「アンネのバラ」として、父オットー氏に贈られた
  ものです。  このバラは、開花が進むに従って「オレンジ→ピンク→赤」と変化するのが特徴です。

  本校には現在、三株が植えられていますが、主事の長谷川さんやボランティア部の人たちによって手入れをされて
  います。長房中学校の「平和と友情、そして勇気」の象徴として、いつまでも、いつまでも、大切に育てたいものです。


                               (平成18年5月撮影)
         


    下記の写真は平成19年5月に咲いたバラです。
     

長房中学校