校長先生の夏休み取材
平成21年度から、新学習指導要領により、理科と数学の学習内容が充実します。理科では遺伝関連の学習が入ってきます。そこで、遺伝学の基礎を築いたメンデルの葡萄の木(メンデルの法則を聞いたことがあるかもしれません(優勢の法則))があると言うことを知り、慶応大学理工学部に取材にいってきました。その際ニュートンのりんごの木、平瀬作五郎のいちょうの木も一緒に取材許可を得ることができました。紹介いたします。
取材内容 メンデルの葡萄の木、ニュートンのりんごの木、平瀬作五郎のいちょうの木
取材場所 神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1 慶応大学理工学部矢上キャンパス
交通アクセス 八王子(横浜線620円)⇒菊名(東横線130円)⇒日吉
取材協力者 総務課様
メンデルの葡萄の木
遺伝学の基礎を築いた祖ヨハン・グレゴール・メンデル(1822〜1884年)が実験に用いた由緒あるブドウの木を東京大学理学部付属小石川植物園のご好意により譲り受けたもの。メンデルが自ら発見した遺伝の法則に基づいて品種改良を行おうとして庭に植えていたブドウの木から挿し木して得られたもの。これらのブドウの木は、メンデルがイタリア旅行でフローレンスから持ち帰ったものやオーストリアのシュタイア等のものが栽培されていた。メンデルは味の良いブドウ酒を造るためにブドウの品種改良をおこなった。
ニュートンのりんごの木
ニュートン(1643−1727年)はリンゴの実が落ちるのを見て『万有引力の法則』を発見したという。このニュートンの生家にあったリンゴの木は、接木により各国の科学機関に分譲されている。したがって日本にも、ニュートンのりんごの木はあります。写真のリンゴの木は1964年、イギリス国立物理学研究所長ゴートン・サザランド卿から学士院長芝田雄冶先生に贈られ、東京大学理学部付属小石川植物園で育てられた親木から、三菱重工(株)先進研究センターに枝わけされ育てられていて物を、慶応大学理工学部生命情報学科開設(平成14年4月1日)を機に、三菱重工(株)先進研究センターのご好意によりさらに枝わけそれたもの。
平瀬作五郎のいちょうの木
1896年(明治9年)、平瀬作五郎博士(明治・大正期の植物学者)がこの雌の機から採取した種子において、鞭毛のある精子を発見した苗木を、東京大学理学部付属小石川植物園のご好意により譲り受けたもの。この大発見は日本の近代科学の草創期における世界的な貢献と評価され、同時にわが国の最初の国際的論文とみなされている。