(1)学校の教育目標
一人一人を大切にし、広い視野をもった人間性豊かな生徒の育成を目指して、次の目標
を設定する。
1.進んで学習し、よく考える生徒の育成。
2.力を合わせ、責任を果たす生徒の育成。
3.からだを鍛え、心の豊かな生徒の育成。
特に平成15年度は、「進んで学習しよう」「力を合わせよう」「心身を鍛えよう」を重点とする。
(2)学校の教育目標を達成するための基本方針
○「進んで学習し、よく考える生徒」を育成するために
・学習指導の充実を図り、知・徳・体の調和を目指し一貫した指導体制をつくる。
・基礎・基本の指導に重点をおき、個性を生かす教育を推進する。
・「総合的な学習の時間」の指導を中心に問題を自ら解決する能力を育てる教育を
推進する。
・選択教科の充実を図り、自ら進んで学習できる学習体制を確立する。
○「力を合わせ、責任を果たす生徒」を育成するために
・人間尊重の教育を基本にし、社会性を育て協力し助け合う明るい学校づくりを
目指す。
・学校週5日制にかかわって、社会教育及び地域との連携を図り、時間の有効利用を
目指す。
・「きこえの学級」への理解を深め、互いに尊重・協力して責任を果たす学校を目指す。
○「からだを鍛え、心の豊かな生徒」を育成するために
・体験学習を充実させ、力強い実践力を身に付けさせ、心の豊かな人間性を育てる。
・「総合的な学習の時間」において、自ら課題を見付け、自ら解決していく資質・
能力を
育てるとともに、自己の生き方について考える力を育てる。
・「きこえの学級」との交流を通して、相互に思いやる心を育てる。
2.指導の重点
(1)各教科、道徳、特別活動等
ア 各教科
○指導内容を精選し、一人一人の基礎学力の向上を図る。
○わかる授業を工夫し、自ら学ぶ意欲と態度を育てる。
○個性を生かす選択科目の授業の充実を図る。
・第1学年では年間30時間をあて、興味・関心に基づき意欲をもって学習する基盤を
つくる。
・第2学年では年間85時間をあて、選択履修の幅の拡充を図り一人一人の個性や
能力の伸長を図る。
・第3学年では年間165時間をあて、教科の深化、発展を図り進路希望に応じた学習を
おこなう。
イ 道 徳
○全教育活動を通して、基本的な生活習慣・正しい判断力・美しい心の育成に努める。
○道徳の時間の指導の重点は、各教科及び特別活動における道徳指導と密接な関連を
保ちながら、計画的・発展的に行われるように努める。
○生徒の実態に応じた指導計画を作成し、授業内容の改善を図る。
○授業公開を通して、家庭・地域との連携を深める。
ウ 特別活動
○学級活動を充実し、協力することと連帯感を育てる。
○学校行事・生徒会活動を活発にし、自主性・自立性を育てる。
エ 総合的な学習の時間
○学校として、「共に生きる」をテーマに地域活動を中心に行い、地域と共に生きる力を
育てる。
・1学年テーマ「研ぎ澄まして見る」地域リサーチ、地域理解を図る。
・2学年テーマ「もっとよくするために考える」地域の一員としての自覚、
どうしたいのかというビジョンをもつことができる。
・3学年のテーマ「学んだことを周りに還す」地域活動のできる大人を目指す。
自らの意志で行動を起こす。他者や他文化との共生に関わる諸問題への取り組み行う。
・発表力、読解力、まとめの力を付けるため全学年継続的に、
10分ずつの基礎学習や読書活動を行う。
(2)特色ある教育活動
・総合的な学習を通して、地域活動の中で自己の生き方について考える力を付ける。
・体験学習を充実させ、実践力を身に付け、心の豊かな人間性を育てる。
・横断的な学習をし、生きるための基礎学力を付ける。
・国際社会にはばたくために、コミュニケーション能力を付ける。
・性教育における人権尊重を基盤とした人間関係の育成を目指した指導を系統的に行う。
(3)生活指導・進路指導
ア 生活指導
○一人一人を大切にし、いじめのない思いやりのある明るい学校をつくる。
・基本的な生活習慣の徹底を図り、正しい生活リズムを身に付けることができるようにする。
・生徒一人一人と教師のかかわりを深め、生徒との信頼関係を築く。
○学校週5日制にかかわって、休日の過ごし方については、各自生徒が目的意識をもち、
自発的に行動できる態度を育てる。
○教育相談の充実を図る。
・「心の教室」でスクールカウンセラー、メンタルサポ−タ−、学校インタ−シ
ップを
積極的に活用し、生徒一人一人に適切な指導、助言を行い、現在および将来の生き方を
考え行動できる態度や能力を育てる。
・不登校担当教諭、教育相談担当教諭、スクールカウンセラーで教育相談会を組織し、
「心の教室」の運営、および学校の教育相談について連絡調整を行い、教育相談活動の
充実を図る。
イ 進路指導
○3年間を通して組織的、計画的に進路指導を推進するうえで、ガイダンス機能の充実を図り、
正しい自己理解を深めて、自ら進路選択ができる力を育てる。
○教科との関連を図り、1学年では「職業調べ」、2学年では「上級学校訪問」等を行い、
3学年での総合的な進路決定に進めていく。