平成20年5月23日
放課後学習教室『まなべば』
1 「まなべば」設置目的
バブルの崩壊後、日本中で経済状況をはじめあらゆる分野で二極化が進行しています。それに伴い家庭学習などの学習への取り組みや学力にも二極化が生じていることが明らかになりました。19年度実施の文部科学省により実施された3年生対象の全国学力・学習状況調査の結果からは、基礎学力の定着の度合いが、ある程度家庭の経済状況に左右されていることも報道されました。
公立の義務教育を担う学校である八王子市立第二中学校ではすべての生徒に等しく学習の機会や望ましい学習環境が提供されるべきであり、生徒一人ひとりが将来に向け希望する進路選択ができることを強く望んでいます。
本校では、第二中学校生徒の自立した学習を支援するために、PTAの協力や地域人材を導入し、本校の教育職員の負担を加重にすることなく本校が独自に実行できる範囲で放課後学習教室を開設しました。
2 放課後学習教室『まなべば』の内容
(1) 放課後、居残って自学・自習する場所を学校が提供する。
(2) 本校の実態に合わせて開室時間を決める。(安全確保の観点から最終下校時刻を目安とする)
(3) 教材は原則として各自が持参する。学校で用意する教材はレベルが明記されているプリントなどで、一目でレベルが分かるように仕分けし透明の引き出しに入れておく。
(4) 自習している時にいつでも質問ができるように、学生のインタ−ンシップや地域ボランティアを5,6人お願いする。その中からコーディネーターを2〜3名指名する。コーディネーターは副校長・主幹の指導のもとに適切な人数が配置できるように調整する。
(5) コーディネーターは教科指導の他に出席簿の管理と教室管理を行う。
(6) 週に2回の開室を原則とする。(当面は金曜日のみ)
(7) 夏季休業中にも適当な時期と期間に開室する。
(8) 教員のかかわりは生徒への参加呼び掛けの他、時間があるときは教室で指導にあたる。
3 放課後学習教室『まなべば』の運営方法
(1) 当面は図書室を利用する。
(2) 開室曜日は金曜日とする。
(3) 閉室時間は4時頃から6時半とする。
(4) 当面は30人ぐらいを定員とする。
(5) 質問へ対応するインターンシップ学生は5名〜6名
(6) 教材は各自が持参(教科書、教科書ワークブックなど)することを原則とするが、復習したい生徒のためにレベル別のプリントをストックしておく。
(7) 生徒一人一人の出欠カードと名札を用意し部屋に備える。
(8) 記録簿を用意し、コーディネーターが記入する。
(9) 昼間登校できない生徒への利用も促す。
4 放課後学習教室『まなべば』の利用上のきまり
(1)利用前日までに、利用申込書に記入し(保護者の署名・印)提出する。継続した期間を利用する場合も1枚の用紙に記入する。
(2)帰宅途中に一人になるような場合は個々人の責任で(家の人に迎えに来てもらうなど)安全を確保するようにする。
(3)ボランティアの指示には必ず従う。指示に従えない場合は利用することができない。
(4)インターンシップの学生や学習指導ボランティアに質問がある場合は挙手し、静かに指導を受ける。
(5)静かに自習するための学習教室であるから、他の学習を妨害するような行為がある場合は退席する。
(6)飲食は禁止であるが持参した水筒の水や茶は必要に応じて摂取できる。
(7)部活動後に参加することもできる。
(8)下校した生徒が再登校して利用することもできるが、服装などのきまりは普段の学校生活と同様にする。
(9)図書室の本を利用した場合はもとあった場所に返却し、夜間の貸出しはできないので図書室外に持ち出さない。
(10)途中で帰宅する場合はボランティアの方に断る。
(11) ゴミを拾い、椅子を整理し退席する。
(12) 普段の学校生活同様に勉強に不要な物は持参しない。
(13) 帰宅する場合は寄り道などをせずできるだけグループで帰る。
学習支援ボランティアを募集中です
本校では、上記「まなべば」での生徒の自習を支援するために、英語、数学、国語、理科、社会の5教科または1教科について、生徒の質問に応じていただける「学習支援ボランティアを募集しています。お知り合いの方などをご紹介くださいますようお願い致します。なお、心苦しいのですが予算の関係上謝礼はございません。
(連絡先)042−624−2135 副校長 清水賢司