佐藤多佳子メモ
佐藤多佳子の略歴
東京都出身。青山学院大学文学部卒業。1989年『サマータイム』にて月刊MOE童話大賞受賞してデビュー。1998年、『イグアナくんのおじゃまな毎日』で日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞受賞。『ハンサム・ガール』にて第41回産経児童出版文化賞・ニッポン放送賞受賞。『しゃべれどもしゃべれども』にて山本周五郎賞候補にあがる。
2007年、『一瞬の風になれ』で本屋大賞、吉川英治文学新人賞を受賞。
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『一瞬の風になれ(1)〜(3)』 (2006/8/26)
サッカーに限界を感じた新二と、やる気のない天才スプリンター連。とくに強豪でもない春野台高校陸上部に入部した幼なじみの2人。それがすべての、始まりだった-。思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説。
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『スローモーション』(2006/6/1)
柿本千佐、女子高の1年生。22歳のニイちゃんは元不良で無職、父さんは小学校教師でクソ真面目人間、母さんはお見合いでバツイチ堅物男と結婚した専業主婦。父さんはあたしに、修道女みたいなタイプを望んでいる。最近、いつも動作がスローな同級生・及川周子が気になってしかたがない。
『しゃべれどもしゃべれども』などで話題の著者による、ちょっと痛くて切ない少女たちの物語。
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『黄色い目の魚』 (2005/10)
海辺の高校で、同級生として二人は出会う。周囲と溶け合わずイラストレーターの叔父だけに心を許している村田みのり。絵を描くのが好きな木島悟は、美術の授業でデッサンして以来、気がつくとみのりの表情を追っている。友情でもなく恋愛でもない、名づけようのない強く真直ぐな想いが、二人の間に生まれて―。16歳というもどかしく切ない季節を、波音が浚ってゆく。
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『しゃべれどもしゃべれども』(2000/05)
俺は今昔亭三つ葉。当年二十六。三度のメシより落語が好きで、噺家になったはいいが、未だ前座よりちょい上の二ツ目。自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短い。女の気持ちにゃとんと疎い。そんな俺に、落語指南を頼む物好きが現われた。だけどこれが困りもんばっかりで…胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。読み終えたらあなたもいい人になってる率100%。
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『サマータイム』 (2003/08)
佳奈が十二で、ぼくが十一だった夏。どしゃ降りの雨のプール、じたばたもがくような、不思議な泳ぎをする彼に、ぼくは出会った。左腕と父親を失った代わりに、大人びた雰囲気を身につけた彼。そして、ぼくと佳奈。たがいに感電する、不思議な図形。友情じゃなく、もっと特別ななにか。ひりひりして、でも眩しい、あの夏。他者という世界を、素手で発見する一瞬のきらめき。鮮烈なデビュー作。
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